休職期間が終わってしまう話。
梅雨の終わり、夏のはじまりから、始めた休職生活。あと2ヶ月で終わりが見えてきました。
自分の人生の身の振り方をそろそろ本格的に考え始めなきゃなあと自分と向き合う時間が増えています。
最初は今の職場が1番自分の状態を分かってくれているからこそ、この職場に復職したいという気持ちでした。
ところがなかなか終わりが見えない、闘病生活。「もしかして復職できない?」「もしかして今の仕事向いてない?」と、ネガティブな考えが頭の中を埋めつくしてきます。これは割と最初から。休職1ヶ月で思い始めました。
でも今の仕事は好きだし、やっぱり戻りたい。
復職=私の長期目標でした。
その中でも感情の波があったり、疲労感が溜まる日も、動くのがやっとの時もあったり、友達と会える日もあればドタキャンしてしまう日もある。
この波がなかなか治らないことが、私の中での焦りでした。
そんな中あと2ヶ月しか休職期間が残されていないところで、上司と面談をしました。
「あとどのぐらいで復帰できるのか具体的に知りたい」
「家族に連絡を取りたい」
「通院に同席したい」
復帰出来る目処なんて私が1番知りたいし、医師にもまだ無理だと思うと言われている、
今一人暮らしの私が家族と連絡をとって何になるのか知りたいし、
プライベートな場である通院についてくるのも少し抵抗がある。
残りの期間外部の助けを得ずに自分だけで回復すると思ってるのですか?
勿論上司の言っていることは大正論。
でも、自分で回復するとは、思ってないけど!思ってないけど、嫌なものは嫌だし、なんでそんなに強く言われる?
と思ってしまってから、「あ。わたし、復職今できないかも。」と察してしまったのですね。
「どうせ人数合わせのために復職が求められてる」「私の業務調整で人数が足りてない職場を更に疲弊させる」「でも今私が居なくても仕事は回ってる、じゃあ私の存在意義は?」
そう思ってしまったら、負のループ。
「もういっそのこと、いなくなっちゃいたい。」
今私の部屋には、次に行くはずの現場SANEMORIに絶対行くと書かれた紙が至る所に貼られています。そうでもしないと、私は消えてなくなりそうなのです。
「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない。」(有川浩 図書館戦争 2008 p126)